COLUMN
竹原校長からのメッセージ
2024.11.19
単語を継続して学習するには
日々の学習お疲れ様です。
本日は語彙の学習についてお伝えします。
多くの中学生高校生にとって英語学習の最大の課題は語彙の暗記です。
どれほど文法を勉強しても、どれほど発音よく話せても、
単語をしっかり覚えないと、読むことも、書くことも、聞くことも、話すことも、
なかなか上達することはできません。
実際、文法は分かっているのに英検が受からない、学校の成績や模試等でいい結果が出ないのは、
語彙の学習に課題がある場合が大半です。
語彙学習の最大のハードルは何といっても継続力です。
一朝一夕の努力ではなかなか語彙力は向上しません。
さらに、単語を100個覚えてもその内英検に出るのは2、3個かもしれませんし、
一度覚えたつもりになっても定着するのには時間がかかったりするなど、
単語の学習はこれでもかというほど、学習するやる気を削いできます。
とにかく毎日 1分 1単語 でもいいから継続して覚えましょう。
以下では、語彙学習を継続して行うための方法を紹介します。
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1.学習を記録する
語彙学習はとにかく挫折しないことが肝要です。
自分のこれまでの学習を記録して「見える化」しておくと、
自分の努力の積み重ねが可視化されます。その記録を見直すことで、
「ここまで頑張ったな。さらに頑張ろう」という気持ちが芽生え、
挫けそうな気持ちを一掃してくれると思います。
具体策
学習アプリやノートに毎日の学習時間や覚えた単語数を記録し、週ごとにグラフ化する。
例えば、1週間で50単語覚えたらシールを貼るなど、視覚的に達成感を得られる工夫をする。
- 使えるアプリ:Anki、Quizlet
2.「二重目標」の設定
漫画『ドラゴン桜』に登場する目標設定方法です。
1日の単語目標を設定するとき、
「1日100単語覚える」など大きな目標を最初だけ掲げると、
「今日は部活で疲れているから」「試験前だから」などと理由をつけてやめてしまい、
そのまま三日坊主になってしまいがちです。
達成しやすい「最低限目標」と「理想的な目標」を二重に設定することで、
自分の中で「どちらかを達成すればok」と目標達成のハードルが下がり、
学習が継続しやすくなります。
具体策
1日の最低限目標を「10単語覚える」とし、理想目標を「30単語覚える」と設定し、単語帳の裏表紙など見えるところに記載しておく。
3.「単語暗記」を「歯磨き」にする
こちらも『ドラゴン桜』からの考え方です。
『ドラゴン桜』に「歯を磨くように勉強しろ」というセリフが登場します。
単語学習のみならず、あらゆる学習においてこの感覚はとても大切です。
皆さんが歯を磨かないと気持ち悪いと感じるように、
「勉強しないと気持ち悪い」という感覚になるまで習慣化しましょう。
具体策
毎日のルーティンに単語学習を組み込む。
例えば、朝起きてすぐや寝る前、通学電車の中の20分間を単語学習に充てる。
- 使えるツール::リマインダーアプリ(Google Keep、Microsoft To Doなど)
4.中間報酬の設定
何事もゴールが遠いと挫折しやすくなります。
40㌔マラソンを走るとなると、ゴールまで気が遠くなりますが、
3キロ達成するごとに報酬がもらえるとなると、何となく頑張れる気がしてきます。
同じように「単語2000個覚える」となると気が遠くなりそうですが、
200個覚えるごとに自分なりのご褒美を設定することで、
長期的な目標に向かってモチベーションを維持しやすくなります。
具体策
200単語覚えたら見たいと思っていた映画を見る、
次の200単語覚えたら好きなレストランで食事をするなど。
5.竹原英語スクール単語熟語道場をフル活用する
1~4など試してもどうしても単語学習が継続できそうにないという方は、
竹原英語スクール単語熟語道場へのご参加がおすすめです。
単語熟語道場は毎週土曜日13時~20時の間に、
毎週自分で単語学習を行い、
順々にテストを受けて合格することで
次のステップに進んでいくことができるクラスです。
周囲の子たちも黙々と単語を覚えていく環境のため、
「自分もやらなきゃ」という気持ちが自然と芽生えてきます。
クラスの詳細はこちらにございますので、ご検討ください。
単語学習のみならず、竹原英語スクールは、英語学習のあらゆるお悩みにお応えする英語専科のスクールです。
何かお困りごと等ございましたら、ご連絡ください。
竹原英語スクール ☎03-3397-8019